7日に中京競馬場で行われる
プロキオンS(3歳上・GIII・ダ1400m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、コース改修後の2012年以降を集計対象とする。
馬番別では最多となる4回の馬券絡みが6番と14番。3回で1番が続き、2回が3番と9番になっている。好走馬を輩出する馬番に幾らか偏りが見られるが、一概に馬番による影響とは言いづらいかもしれない。
参考までに枠順による成績を人気別に比較すると下記の通り。
1〜5人気
1枠 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率117%
2枠 0-1-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率40%
3枠 2-1-1-4 複勝率50.0% 複勝回収率83%
4枠 0-1-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率50%
5枠 0-1-2-1 複勝率75.0% 複勝回収率100%
6枠 0-1-0-1 複勝率50.0% 複勝回収率75%
7枠 1-1-1-4 複勝率42.9% 複勝回収率80%
8枠 2-0-0-1 複勝率66.7% 複勝回収率136%
6人気以下
1枠 0-0-2-5 複勝率28.6% 複勝回収率164%
2枠 0-0-0-9 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率256%
4枠 0-0-0-11 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-0-10 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 0-0-0-12 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7枠 0-0-0-7 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-0-1-10 複勝率9.1% 複勝回収率23%
まず、基本的に
プロキオンSは上位人気馬の好走率が高く、1〜5人気が「6-7-4-18」という成績を残している。一方、6人気以下は「1-0-3-69」となり、2着以上に好走したのもコース改修後に初めて行われた2012年の勝ち馬
トシキャンディ(12人気)のみ。また、
トシキャンディに限れば逃げ馬であったことも少なからずポイントとなりそうだ。
中京ダート1400m自体が枠順による有利不利の少ないコースでもあるので、どちらかといえば
プロキオンSも人気の偏りに依存した枠順・馬番別成績と捉えた方が賢明だろう。