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【七夕賞予想】成長力ある血統の◎クレッシェンドラヴ/JRAレース展望

  • 2019年07月07日(日) 06時02分
 かつては、初夏の福島開催の最後を飾る名物重賞競走だったが、現在では2週目に開催されている。サマー2000シリーズの開幕戦でもあり、注目度の高いレースだ。

 中山競馬場で代替開催された2011年を除く過去10年の傾向を探る。小回り競馬場の多頭数競馬。しかも、ひと雨降ると馬場状態が極端に変わる競馬場で行われるハンデ戦だけに難解だ。1〜3番人気馬は5勝2着1回3着5回(同着2頭)。1番人気は3勝2着1回3着2回(同着1回)と波乱含み。トップハンデも未勝利と不振だ。

 ◎クレッシェンドラヴは福島コースで2戦して2着2回。前走の福島民報杯は3歳時のセントライト記念以来となるオープン挑戦だったが後方待機策、早めのスパートから2着を死守した。想像の域から出ないものの上がり4ハロンはこの馬が最速というレース内容だった。ステイゴールド×サドラーズウェルズと成長力のある血統で、昨年暮れから4戦して2勝2着1回3着1回と堅実なレースを続けている。函館競馬場の重馬場をこなしていることから、馬場が悪化した際も能力を出してくれそうだ。

 成長力では◯ロシュフォールも負けていない、経験馬相手のデビュー戦こそ見せ場を作った程度にとどまったが、そこから5戦4勝2着1回。重賞初挑戦となった前走の新潟大賞典は出遅れながらも最後の直線で脚を伸ばして2着ミッキースワローとハナ差3着まで押し上げた。小回りコースだけに出遅れが心配だが、デビュー戦以外は出走メンバー中最速の末脚で追い上げており、逃げ、先行馬が揃った今回は武器となる末脚を生かせる舞台だ。

 馬場状態に注文がつくタイプだが▲ミッキースワローセントライト記念に勝ってアメリカJCC2着。春の新潟大賞典はトップハンデを背負って2着だった。瞬発力で勝負するタイプだけに57.5キロは楽ではないが、底力に期待した。

 実績のある△ソールインパクト、小回り競馬を得意とする△アウトライアーズ、休み明けでも重賞競走をレコード勝ちした経験を持つ△ストロングタイタン、逃げなくても競馬ができる△タニノフランケルも小回りコースで先行力をいかせそうだ。

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