17日、
船橋競馬場で行われた第9回
習志野きらっとスプリント(3歳上・ダ1000m・1着賞金2100万円)は、先行争いを最終的に制した
左海誠二騎手騎乗の3番人気
ノブワイルド(牡7、浦和・
小久保智厩舎)が、2番手の1番人気
アピア(セ8、大井・
渡辺和雄厩舎)を2.1/2馬身振り切って優勝した。勝ちタイムは59秒0(重)。
【
左海誠二騎手】
「先生とも話して、前に行けるんだったら出していこうと。その通りに出していきましたが、
アピアの方が楽してたんですけど、ちょっと強引に突っ込んでいく感じで行きました。
直線は、追って多少は伸びるだろうなという手応えだったんですけど、思い通りでもう一伸びしてくれて、本当に馬の力で勝たせてもらったなと思います。これで弾みをつけて、次も頑張っていきたいと思います。(夏が近づいてくると)
ノブワイルドの季節になってきますので、応援よろしくお願いします」
【
小久保智調教師】
「気温の上昇とともに(動きが)滑らかになってるなと思いました。出がいつもより鈍いかなと思いましたが、行き切ったときにエンジンが掛かったかなと。よくあそこから二枚腰で伸びたなと。余程具合が良かったんだなと思いました。実績のある馬との一騎打ちだったのでヒヤヒヤしましたけど、頑張ってくれました。年齢も年齢なので成長はどうかと思いますが、体質の弱さが解消されているのが一番です。
本当はここを使った次の方が状態が良くなると思っていたので、来週のプラチナCを予定していました。明日以降の様子を見て、次走を決めていきます。今年の大目標は地元のJBC(ス
プリント)になりますので、それに合わせていけるように考えていきたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)