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【函館2歳S】新種牡馬の産駒も多く、母系や近親馬の実績も参考に/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年07月18日(木) 22時15分
 21日に函館競馬場で行われる函館2歳S(2歳・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、札幌競馬場で開催された2009年は除く。

 過去10回で最多となる3回の馬券絡みがダイワメジャー。2回でキンシャサノキセキスウェプトオーヴァーボードが続く。例年、新種牡馬の産駒が集うことも少なくなく、一概に種牡馬成績だけで判断することは難しいかもしれない。

 キンシャサノキセキ産駒は6頭が出走して「1-1-0-4」、17年カシアス(1人気1着)、16年モンドキャンノ(1人気2着)と人気に推された2頭は好走を果たしている。今年、上位人気が予想されるレッドヴェイパーは近親にシンコウラブリイなどがいる牝系で、ほかにもコディーノサンタフェトレイルキングストレイルJRAの2歳重賞に出走した近親の成績は「2-3-1-0」と底を見せていない魅力がある。

 ダイワメジャー産駒は9頭が出走して「0-1-2-6」、定期的に産駒を送り出しているものの未だ勝ち星には恵まれていない。今年は、新馬戦でレッドヴェイパーとハナ差の接戦を演じていたケープコッドが抽選除外となった。また、今年はダイワメジャーの孫世代となるカレンブラックヒル産駒も出走を予定しており、門別で圧勝続きのアザワクは2代母コスモグローリJRAで4勝(芝1200mで2勝)を挙げている。

 ここからは上位人気と目される馬に触れておく。タートルボウル産駒のタイセイビジョンは、近親に97年函館記念を制したアロハドリームがいる血統で、母ソムニアも札幌競馬場で行われた09年函館2歳Sで3着に好走している実績がある。

 エピファネイア産駒のスマートカーリーは、近親に芝・ダート問わず重賞戦線で長く活躍したプリサイスマシーンがいる血統で、函館2歳Sでは好相性となるフォーティナイナーの血を母の父に持つことも強調できそうだ。

 キズナ産駒のビアンフェは抽選突破。半姉ブランボヌールは15年函館2歳Sの勝ち馬なので姉弟制覇がかかる。母の父サクラバクシンオーも「1-2-1-6」複勝率40.0%・複勝回収率146%とレース適性が高い。

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