スマートフォン版へ

【函館2歳S】ズバリ今年も波乱必至! その使者はブルーパピヨンだ!!/東京スポーツ

東京スポーツ
  • 2019年07月20日(土) 18時40分
函館2歳S(日曜=21日、函館芝1200メートル)得ダネ情報】

 JRA最初の2歳重賞となるGIII函館2歳Sは何かとデータ不足。その影響か、近5年で2桁人気馬が実に4回も馬券圏内に突入。高確率で超人気薄が波乱を演出している。函館得ダネ班が発掘した今年の波乱の使者とは果たして!?

 連続開催初日の新馬戦(芝1000メートル)の勝ち馬は、例年ならレース間隔をじっくり取れるため、函館2歳Sでも大いに注目されるが…。今年は禁止薬物騒動の影響で当日朝に3頭が除外になっての9頭立て。そのうちの一頭が今回、1番人気必至のレッドヴェイパーだから、今年の勝ち馬は“運”が味方しただけ? いやいや、0秒3差4着に敗れたニルカンタテソーロが次走の未勝利戦を0秒5差で圧勝したことで、一概に低レベルとは言えない状況に変わった。

 そのニルカンタテソーロが出走した新馬戦で0秒2差の快勝を決めたのがブルーパピヨンだ。当時、6番人気の低評価に甘んじたのは、追い切り本数が明らかに少なかったため。裏を返せば、使ってからの相当な上積みが約束されている。

バランスが良くなって、キャンターでも全身を使って走れるようになった。それに初戦は少し物見をするようなところがあったから、1200メートルに距離が延びて、ゆったり走れるのもいい」と、手応え十分なのは担当の竹原調教厩務員。

「函館(開催)で勝った馬に、そこまで抜けた馬は見当たらないんじゃないか? 未勝利戦を勝った馬で注目されているのもいるようだけど、抜けた馬なら新馬戦で負けたりはしない。この先、相手は確実に強くなるから、むしろ今回こそがチャンスだと思っている。“松山厩舎ばり”の仕上げで臨むよ」と続けた。

 松山厩舎とは、3冠馬ミスターシービーをはじめとする数々のスーパーホースが在籍した、かつての名門・松山康久厩舎のことで、竹原調教厩務員は現在の田島厩舎に移る前は、その松山厩舎に在籍。さらにさかのぼれば、元ジョッキーでもある。

 そんな男が「ここでも十分にやれる感触はある。シャダイダンサーのイメージ」と、自身の手綱で1979年に新馬→400万下(当時)を連勝し、函館3歳S(同)で3着に好走した“40年前の記憶”を思い起こしているとなれば…。一票を投じる価値は十分にあるはずだ。

提供:東京スポーツ

東京スポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す