前走は新潟ダート1800mの
わらび賞を勝ち上がった
ゲンパチルシファー(栗東・
佐々木晶三厩舎)。その後は
レパードS(8月4日・新潟ダート1800m)を目標に定めて調整。今朝24日はレースでも騎乗予定の
中井裕二騎手が跨って、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWコースで単走という内容だったが、前半はさほど遅くなかったが、3コーナーあたりでも同じペースで進んだので、4コーナーから最後の直線でもラップは遅かった。
その分なのか、ラスト1Fでしっかりと追われていたが、頭を上げ気味で見た目には一杯に見える動き。ただ、時計が6F85.8〜5F70.7〜4F55.7〜3F41.1〜1F12.4秒とラスト1Fはそれなりの数字は出ている。
レースでも道中速いラップを刻んで、それを押し切るのが得意な馬。脚をためて瞬発力というタイプではないだけに、この動きになったのではないだろうか。ただ、休み明けにしては追い切り本数自体が少ないだけに、来週の動きにも注目したいところ。
(取材・文:井内利彰)