六甲S、
都大路Sとリステッド競走を連勝し、前走
エプソムCは3着だった
ソーグリッタリング(栗東・
池江泰寿厩舎)。この中間は放牧へ出されており、7月17日にグリーンウッドから栗東へ帰厩。今朝25日は次走予定の
関屋記念(8月11日・新潟芝1600m)に向けた2週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで新馬の
アルジャンナ、
小倉記念(8月4日・小倉芝2000m)の出走を予定している
アイスバブルとの3頭併せ。その先頭で道中は流れをつくる役割だったが、じわっと速くなっていくリズムでラップを刻んでいく。
4コーナーあたりでしっかりスピードに乗せて、最後の直線。最後方にいた
アイスバブルが少しもたつくところ、
アルジャンナはしっかりと前に追いついてきて、最後は
ソーグリッタリングとの併せ馬。ゴールでは
アルジャンナが少し前へ出たかなといった感じだった。
とはいえ、
ソーグリッタリングの時計が6F84.1〜5F68.4〜4F53.1〜3F38.2〜1F11.5秒。ラストはこれだけ速いラップを刻んでいるのだから、相手が動いたと評価するのが妥当。こちらも2週前の段階でこれだけ動けば十分。あとはレースが近づいてくれば、併せ馬でもきっちり先着してくるだろう。
(取材・文:井内利彰)