ユニコーンS、
ジャパンダートダービーに続く3歳限定のダート重賞。やはりこの2レースを経てきた馬が活躍する傾向にあるが、ここ2年は11番人気の
ローズプリンスダム、5番人気のグリムと人気薄が勝っている。
1.逃げ・先行馬有利
小回り平坦のコースであり、やはり前有利の傾向。過去10年で4角1番手だった馬は連対率50%で複勝回収率は396%に上る。これに対し、4角10番手以下だった馬は3着が3回出ているのみで複勝回収率は31%。
2.前走人気していた馬が優勢
過去10年で前走1〜4人気だった馬が8勝しており複勝率29.8%。特に上級クラスで戦ってきた馬は信頼しやすい。
3.芝向きの血統に注目
11年の勝ち馬
ボレアスが
ディープインパクト産駒だったのを始め、グリム(
父ゼンノロブロイ)や
グレンツェント(
父ネオユニヴァース)、
クロスクリーガー(父
アドマイヤオーラ)など、芝で活躍した馬を父に持つ馬の好走が多い。
ブルベアイリーデはデビュー以降徐々に距離を伸ばしてきて、前走は東京ダート1600mの青梅特別(2勝)を勝利。重馬場で軽いダートだったとは言え、タイムも上々だった。1800mは未経験だが、近走を見る限り小回り平坦ならこなせるはず。出たなりで前に行く競馬もでき、上位争いを期待したい。