「
レパードS・G3」(4日、新潟)
10番人気の伏兵・
ハヤヤッコが白毛馬としてはJRA初の重賞制覇を成し遂げた。1番人気の
デルマルーヴルはゴール前でかわされて2着惜敗。3着には11番人気の
トイガーが入り、3連単27万円台と波乱の決着となった。
あと一歩のところで勝利に届かなかった。
デルマルーヴルは首差2着と惜敗。道中は中団7番手を追走。内から徐々に押し上げると、直線では早めに抜け出して押し切りを図ったが、ゴール前で
ハヤヤッコの強襲を受けた。
海外遠征帰りで休み明けだった前走の
ジャパンダートダービーに続いての銀メダル。初コンビの吉田隼は「1コーナーで引いて内にポジションを取った分、最後は少し甘くなった」と悔しそうに敗因を分析した。
戸田師も「視界の外から(
ハヤヤッコが)飛んできた。出し抜けのようになったのは残念」と唇をかみながらも「まあ勝負のアヤだから。手前をうまく変えられたし、賞金も確保した」と気を取り直していた。
提供:デイリースポーツ