先週も
北九州記念(8月18日・小倉芝1200m)の追い切り速報でお伝えした
ミラアイトーン(栗東・
池江泰寿厩舎)。今朝もCWコースでレースに向けた1週前追い切りを行っているが、馬場入りは先週同様、非常にスムーズだった。
馬場入りがスムーズということもあるのだろうが、1コーナーから2コーナーへ向かうキャンターの様子が本当にいい。力強い上に、フットワークが大きくて速い。雰囲気はマイルもこなしそうなス
プリンターといった感じ。
向正面に入っても折り合いを欠くところは一切なく、少しゆったりしたラップを刻んでいく。3コーナーあたりから少しずつ速いラップになっていくが、見た目にはあまりスピードに変化がないように思えるのが、この馬の走りの特徴だろう。
最後の直線も時計は速いが、動きはパワフル。スピードというよりもパワーで凌駕するといった、見ていて迫力を感じる動き。時計は6F84.4〜5F68.5〜4F53.1〜3F38.6〜1F11.6秒と数字はさほど速くないが、見ているこちらが圧倒される勢いがある。
好メンバーが揃うス
プリント重賞でどんな走りを見せてくれるか、本当に楽しみな状態ではある。
(取材・文:井内利彰)