16日の浦和競馬第7R・コバトン&うまたせ!コラボ賞で、離れた3〜4番手から進めた
富沢希騎手騎乗の5番人気
キシュウマイウェイ(牝6、浦和・
牛房栄吉厩舎)が、先に抜け出した
岡部誠騎手騎乗の1番人気
ファインドザウェイ(牝4、浦和・
小沢宏次厩舎)を猛追し、これと同着で優勝した。勝ちタイムは1分38秒5(良)。
この勝利で
富沢希騎手は、
藤田輝信厩舎(大井)所属としての期間限定騎乗での初勝利となった。
富沢希騎手は1981年3月21日生まれの38歳。1999年にオーストラリアのクイーンズランド州で見習騎手免許取得、2002年に同州で騎手免許を取得。今年の6月3日から期間限定騎乗を開始している。
【
富沢希騎手のコメント】
「岡部さんと同着というのは渋いですね!なかなか結果が出ませんでしたが、予想以上に(南関競馬への)アジャストが難しくて。15年前に来たときに比べて馬場が深くなっていて、内外の馬場状態の変化も激しくて、対応に苦労していました。
オーストラリアの芝馬は、行こうとするのを抑える技術が重要なんですが、こちらの馬は、やめようとするのを促すと言うか、両脚で馬を挟むようにして押し出すという技術が必要で、自分にはそれが足りていませんでした。森(泰斗)君、御神本(訓史)君、(笹川)翼君の騎乗を見て学んで、彼らにトレーニングの仕方を教わって、それが良かったです。こちらに来る前に骨盤骨折していて、そのリハビリなどもあって、足腰強化がなかなか進みませんでした。
慣れるのに時間が掛かりましたが、残りの開催に全力投球したいです。英語のヤジはずいぶん受けてきましたが、日本語でのヤジはやはり堪えます(笑)」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)