台風一過、栗東も少し暑さが和らいだかのように感じたのですが、やはりまだまだ猛暑続きで“そう感じただけかも”と考え直してしまう今日この頃です。皆様、水分補給を忘れずに少しでも健やかにお過ごしください。
さて、そんな暑さの中、
北九州記念に出走予定の
シャドウノエルは元気な様子を見せていましたよ。
「カイバの食いもよく体を減らす様子はないです。元気ですね。」と小滝助手。
追い切りは調教師の指示でジョッキーの
酒井学騎手が騎乗しています。
「いままで調教ではコントロールが効きにくかった部分をジョッキーが乗ってどう変わるのかを見るために
酒井学騎手にお願いして乗ってもらいました。想定どおり、コントロールが効くようになったことも確認できましたし、調教の内容は予定どおりです」
シャドウノエルは以前はカーっとなってコントロールがつきにくい面があったのですが、今週の追い切りからもわかるとおり最近はかなり解消されてきているそうです。
「最近では、ウッドチップコースでもコントロールの効く調教が出来ていますね。競馬でも、前走から手綱をとっている
内田博幸騎手は『乗りやすい』と言ってくれています」
この厩舎はバリバリの短距離馬は少ないイメージなのですが、我が道を行く
シャドウノエルはその中でも動きも体つきもちょっと別路線を歩んでいるようです。
「バシュッと鋭いス
プリンターの動きが出てきていますね。2走前のように後方からいくこともできるし、前走のように2番手からレースを進めてもいい。自在性もあるのもいいですね」
斤量は52キロと恵まれています。
「内田騎手が2戦連続で騎乗してくれるのもいいですね」
シャドウノエル自身はかなり充実しているので、かなり面白い一戦になるのでは?と期待しています。
(取材・文:花岡貴子)