JRAアンデスクイーンが3頭による熾烈な追い比べを制した15日(木)11Rの第31回
ブリーダーズゴールドカップJpnIII。そのレース単体の発売額は惜しくも「レコード更新」とはならなかったが、「
シュエット・ジュマン・
フェスティバル(素敵な牝馬の祭り)」ということで直後の12Rにダブル重賞として編成された2歳牝馬重賞の第1弾・第6回フルールカップH3(1000m)も発売額を伸ばすなど1日トータルの発売額は10億4887万6560円<SPAT4 LOTOを含む>まで到達。
門別競馬における1日あたりレコードを更新する“大商い”となった(※従来の記録は、昨年8月16日の
ブリーダーズゴールドカップ施行日=9億3950万6590円<SPAT4 LOTOを含む>)。
来場者も2290人を数え、特に
ブリーダーズゴールドカップJpnIIIのゴール前は「ここ、ほんとに門別?」と感じるほどの大歓声。ひだか特産市やグルメイ
ベント、名物「とねっこ
ジンギスカン」等々も大好評で、普段より開門を2時間早めたお盆休みシリーズ3日間(13・14・15日)の門別
グランシャリオナイターを締めくくるに相応しい一日となった。
8月も後半に入り、例年通り、日没後は涼しくなってきた馬産地日高。門別ナイター競馬も2歳馬の重賞戦線が本格化していき、古馬戦線も頂上決戦「
道営記念H1」に向けて盛り上がりが高まっていく。
今週は重賞レースの編成こそないが、連夜、先々までの活躍が期待される素質馬の出走が予定されているので、ぜひ御注目いただきたい。
今夜20日のメイン12R「
ヴィットリオドーロ賞(JBC協会協賛)/B4-3〜C1-1組、1200m外回り。発走20時40分」は11頭が顔を揃えたが、
JRA1勝クラス(500万円以下)から今夏再転入後も2連勝、門別コース通算5戦5勝の
フロースヒルデ(牝4・
山口竜一厩舎、
父エンパイアメーカー。
岩橋勇二騎手54)が断然の1番人気に推されそう。再転入からの2連勝はいずれも1200mで2着を0秒8も引き離す圧勝、しかも前走の勝ち時計1分13秒6(稍重)はハイレベルで、今回B4-3組以下への格上挑戦でも期待に違わぬ走りを見せてくれる可能性が高そうだ。お見逃しなく!
(文=ひだか応援隊)