きょう21日の門別
グランシャリオナイター開催では、
JRAから6名、地元ホッカイドウ競馬と南関東から3名ずつ計6名が地方から出場し、計12名によるヤングジョッキーズシリーズ(YJS)2019「TR(
トライアルラウンド)門別」が行われる。
出場資格は「
地方競馬所属騎手については平成31年4月1日時点で所属主催者から勝利度数および初免許取得後の年数による負担重量の減量を受けている騎手、
JRA所属騎手については平成31年4月1日時点における見習騎手」で、今夜のTR門別には
JRA(美浦)から
菅原明良、
小林凌大、
武藤雅、
木幡育也、
野中悠太郎、
横山武史(21日開催前の獲得ポイント順)が出場。
地方からはシリーズ元年の一昨年「総合優勝」の
臼井健太郎(船橋)、昨日金沢「第37回
読売レディス杯」で嬉しい重賞初Vを果たした
藤田凌(大井)に、地元門別から
山本咲希到、
落合玄太、そして今年デビューの新人・
小野楓馬。さらに南関東の新人・
福原杏(浦和)も、このTR門別に出場。落合玄、小野楓、
福原杏の3騎手は、今夜がシリーズ初戦ということになる。
第8R出走馬の本馬場入場後、概ね18時10分ごろから「出場騎手紹介式」が行われ、第10Rが第1戦。メイン12Rが第2戦という編成となっている。両競走とも、昨夜メインも勝って門別コース6戦6勝とした
フロースヒルデのような確たる中心馬は不在。波乱ムードも漂うメンバー構成となった。それだけに、レース結果がヤングジョッキーたちの手腕によって左右される割合も大きそう。非常に興味深く、馬券の配当妙味も大きそうなシリーズ2戦となるのではないか。
下馬評段階では、10R「第1戦」は前走勝って昇級戦の元
JRA3
タイキリヴェール(
JRA木幡育也56)や成績安定7
コジョウザン(
JRA野中悠太郎56)、大外に入った12
クラウンリシャール(門別・
山本咲希到56)らが上位人気に推されそう。
12R「第2戦」は、上位安定3
フィオッコ(
JRA菅原明良54)や
JRA3歳未勝利で連続入着からの転入初戦4
レルシュタープ(門別・
小野楓馬56)、前走勝って昇級戦10
レッドラファーガ(門別・
落合玄太56)らが人気の中心となりそうなメンバー構成だ。
上記した通り、2戦とも伏兵陣の台頭を十分に見込めそう。低評価の出走馬たちの“激走可能性”等もしっかり検討され、ヤングジョッキーたちの腕比べをご堪能いただきたい。
(文=ひだか応援隊)