25日に新潟競馬場で行われる
新潟2歳S(2歳・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが3番、7番、8番。2回で1番、2番、6番、10番、12番、15番、16番が続く。好走馬を4回以上輩出している馬番はなく、複勝率の観点からは極端な偏りが見受けられない。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-2-13 複勝率23.5% 複勝回収率120%
2枠 1-1-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率46%
3枠 1-0-0-18 複勝率5.3% 複勝回収率7%
4枠 0-2-2-15 複勝率21.1% 複勝回収率88%
5枠 2-0-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率28%
6枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率38%
7枠 0-4-2-21 複勝率22.2% 複勝回収率129%
8枠 3-1-1-22 複勝率18.5% 複勝回収率69%
1〜4枠 3-4-6-61 複勝率17.6% 複勝回収率64%
5〜8枠 7-6-4-75 複勝率18.5% 複勝回収率72%
やはり複勝率においては枠順による有利不利は少ないと言えるだろう。ただし、勝ち馬に限れば外枠優勢となっており、過去10年で未勝利の7枠も連対した4頭のうち2頭は二桁人気馬なので侮れない傾向にある。
偶数馬番 9-1-6-66 複勝率19.5% 複勝回収率62%
奇数馬番 1-9-4-70 複勝率16.7% 複勝回収率74%
最後に興味深いデータが偶数・奇数別の馬番成績。上記の通り好走率・回収率においては差がないものの、着順を考慮した場合は意味合いが変わってくる。まだキャリアの浅い2歳馬による重賞なので、枠入りの順番が与える影響も少なくないのかもしれない。