24日、オーストラリアの
ロイヤルランドウィック競馬場でG1・ウィンクスS(3歳上・芝1400m・10頭・1着賞金28万7000豪ドル=約2043万円)が行われた。
ハナを切ったブービー人気サマダウト(セ6、T.ク
ラーク騎手)のスピードが最後まで衰えず、最後の直前で末脚を伸ばした後続各馬を退け、G1初制覇を果たした。勝ちタイムは1分21秒05(稍重)。
1/2馬身差の2着にハッ
ピークラッパー(セ9、H.ボウマン騎手)、さらにクビ差の3着にはインヴィンシブルジェム(牝6、R.キング騎手)が入った。1番人気アヴィリウス(セ6、K.マカヴォイ騎手)はさらに短頭差の4着に敗れている。
サマダウトは父
Not A Single Doubt(
その父Redoute's Choice)、
母Isadora(
その父Gold Fever)という血統。豪州のビョルン・ベイカー厩舎の管理馬。
前走が重賞初出走の
スカイハイS(豪G3)で5着。今回がG1初出走だった。通算成績は35戦9勝。
ウィンクスSは、2017年までは『G2・ワーウィックS』として行われていたが、2016年・2017年と連覇したウィンクスの功績をたたえ、2018年からは『G1・ウィンクスS』として行われている。その改称後の第1回は、自身の名を冠されたウィンクス自身が制していた。
※馬齢表記は豪州の現地表記に準ずる。