新潟2歳Sに出走予定の
ウーマンズハートは、前走の新馬戦で見せたラスト32秒0という切れ味が強烈でした!
「想像を上回る切れ味でしたね。まだ素質だけで走っているかんじで伸びしろはあります」と深川助手。
深川助手といえば、
カワカミプリンセスなどを手掛けた腕利きさんです。そしてこの
ウーマンズハートの叔父さんにあたる
ティーハーフや
サンドストームも担当していますよ。
ちなみにこの母系からは香港クラシックマイルや
香港スプリントを勝ったラッキーナインが出ていますね。バリバリの短距離馬揃いです。
「この血統は母系がわりと出やすいように感じます。叔父さんたちはいかにも短距離馬というかんじでした。でも、このコに関しては"1200の馬ではないな"と感じさせますね。バネがあるし比較的ゆったり走ります。折り合いがつくのもいいですね。父が
ハーツクライなので、そちらの血が出てくれるといいな、と思います」
夏の暑い時期だけに新潟への再輸送が気になりますが、様子をうかがうと思いのほか元気でそうで良かったです。
「カイバも食べてくれますし、落ちついており元気です。2戦目で重賞ということで試金石になりますが、素質を感じていますし頑張って欲しいです」
(取材・文:花岡貴子)