「札幌2歳S・G3」(31日、札幌)
木村厩舎2頭が抜群の動きだ。未勝利戦をレコードで制した
ゴルコンダ、新馬戦完勝の
ダーリントンホールは札幌芝で併せ馬。ともに文句なしの走りで最終リハを消化した。札幌ダートで軽快なフットワークを見せた
レザネフォールも、好気配を漂わせている。
無傷の2連勝で重賞Vだ。
ダーリントンホールは28日、パートナーの
ゴルコンダとともに札幌芝へ。特筆すべきは前に取りつく速さ。相手を2馬身追い掛ける形から、馬なりのままで直線で内を突くと、自らハミを取って加速。馬体を並べてフィニッシュを決め、5F67秒0-37秒7-12秒0をマークした。
またがった阿部助手が笑みを浮かべる。「思い通りの調教ができた。一回使って反応は良くなっているかなと思う。これぐらいの時計は楽に走ってしまう」と胸を張った。
デビュー戦はステッキを使わずに楽勝。「馬群で折り合って、いい内容で勝てた。2回目だから折り合いが心配だけど、恐らく大丈夫でしょう」。人気を集める僚馬とどちらが強いのか。腕試しだ。
提供:デイリースポーツ