オークス15着から仕切り直しとなる
ビーチサンバ(栗東・
友道康夫厩舎)。8月10日にノーザンF天栄から栗東へ帰厩しており、次走は
ローズS(9月15日・阪神芝1800m)を予定しており、今朝29日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
角馬場での運動の後、Eコースを半周してから、2コーナーからDコースの芝馬場へ。馬の少ない時間帯だったこともあるが、非常に
リラックスした雰囲気で単走の追い切りとなった。
前半は遅いラップ。少しずつ加速していくが、本格的にスピードが上がったのは4コーナーから最後の直線へ向くあたり。ただ、動き自体にはかなり余裕があり、最後も軽く仕掛けられたとはいえ、脚色は本当に楽だった。
時計は6F83.0〜5F67.5〜4F52.5〜3F38.0〜1F11.3秒。全体時計は遅いものの、終いの鋭さはさすが。今回は帰厩して、重心の低いフットワークになった印象があるだけに、力強さがある中でスピードに乗って走れているような気がする。
(取材・文:井内利彰)