南関東有力3歳勢が秋の川崎競馬で激突! いよいよ本日、
戸塚記念(SI・川崎ダート2100m)が行われる。春の南関東3冠路線馬か、それとも夏の上がり馬か。今回は元
JRA騎手の“仕事人”こと佐藤哲三氏に、川崎2100mコースのポイントと
戸塚記念について直撃した。
【先行馬が多く、“ポジション取り”がカギに】
「川崎2100mというコース、僕は乗ったことがないのですが、コース形態をみると難しいコースですね。コーナーをたくさん回るので、もし中団につけた場合、揉まれてしまって馬の集中力を維持させるのが難しくなるかもしれません。
基本的には先行有利なので、前に行く馬が狙いなのですが、もし行き脚がつかなかった場合は、思い切って後ろに下げて、3コーナー過ぎあたりからマクったほうがいい、そういうコースだと思います。
今年のメンバーは先行勢が多く、「ポジション取り」がひとつのポイントになりそうです。いかに道中をうまく乗り切るか、でしょうね。力差は各馬とも互角です。枠順をみると、外枠は若干不利かなと思いますが、内〜中枠にも数頭先行馬がいるので、もし先行できなくてもポジションは取りやすいので、そこまで不利とは思えないですね。面白いレースになると思います。
そういった状況を踏まえて、最終的に2番の
ダンサーバローズを本命視しました。なんといっても、好枠と先行力を生かして内ラチ沿いの絶好ポジションを取れそうなのが強み。距離ロスなく進めることができますし、ハナにこだわらず、番手からの競馬もできます。展開によっては好位差しもできますし、レースがしやすいはずです。
対抗には8番の
ヒカリオーソを挙げます。力はもともと上位ですし、ある程度ポジションさえ取れれば、良い競馬ができると思います。単穴には
レオズハウライト。中団でうまく、リズムよく流れれば、差し脚が生きます。一発に期待します。
以下、9番
グリードパルフェ、10番
トーセンオリンピア、14番
ウィンターフェルも力差はなく、展開さえハマればチャンスは十分にあると思います」
佐藤哲三氏も熱い視線を送る
戸塚記念は、本日9月4日(水)20時10分の発走だ。
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