来週の
ローズSに出走予定の
ダノンファンタジーは、8月に帰厩後も順調そうです。
オークスでは2400mという距離延長を克服して5着に入着しています。
「ひと夏越して、見た目は少しフックラしていますね。馬房では落ち着いていますが、調教で乗るとテンションが上がるのは相変わらずですが、これもこの馬らしさでしょう」(片山助手)
そうなんですよね。
ダノンファンタジーは普段はめちゃめちゃ素直で大人しくて可愛らしいのに、いざ“走る”というスイッチが入るとテンションがグッと上がります。それゆえ、距離の延長はかねてからの彼女の課題でありました。
「
オークスでは2400mという距離をこなしてくれました。これは、もともとテンションが上がりやすい
ダノンファンタジーにとって大きな収穫でしたね。これは毎日の調教の中で調教師が
ダノンファンタジーに教えていったことなのですが、本当に凄いことだな、と思いました」
5日に追い切り予定ですがここまですごくいい雰囲気ですよ!
「この追い切りで春との違いを確認しながら、
ローズSに向けて細部の調整に入ります。
ローズSは阪神の芝1800mで行われますが、これは歓迎ですね。微調整しながら、無事に秋初戦を迎えられたらと思います」
(取材・文:花岡貴子)