あす12日(木)の「11回門別6日目」で、ちょうど今季80日間の7割が終了したことになるホッカイドウ競馬・門別
グランシャリオナイター開催。同日メイン12Rの重賞「第5回
旭岳賞H2/2000m外回り、JBC協会
クリエイターII賞」は8頭立てながら、王者
スーパーステションを筆頭に豪華メンバーが集まった。その詳細は、あす夕刻掲載の「門別競馬情報」でお伝えしたい。
秋を迎え、ここからは「強い2歳馬」たちを中心に、門別所属馬の「全国の重賞・オープン特別」等への遠征チャレンジが本格化していくことになる。その第1弾が、今週末15日(日)
盛岡競馬場で行われる2歳馬の芝1600m重賞「第21回
ジュニアグランプリM1」だ。
過去10年間で、ホッカイドウ門別勢が7勝しており、目下2連覇中と好成績を残している一戦。当然、門別の各陣営も目標の一つとしており、今年も10日(火)時点で以下の4頭が遠征する予定となっている(※五十音順。当初遠征予定だった
ビービーアルバは10日に回避が決定)。
◆
シンボ(牡2・齊藤正弘厩舎、父
ベーカバド 金沢・
吉原寛人騎手)
◆ダリル(牡2・
田中淳司厩舎、父
カレンブラックヒル 服部茂史騎手)
◆
フジノロケット(牡2・
米川昇厩舎、
父ジャングルポケット 岩手・
菅原辰徳騎手)
◆
リュウノロジャー(牡2・國信滿厩舎、父
スズカコーズウェイ 大井・
笹川翼騎手)
ご覧の通り、鞍上については各地の名手に地元コースを知り尽くしたジョッキー、そして日頃の調教から息を合わせているパートナーと陣営ごとに特色ある起用となっているが、門別からの遠征馬においては
JRA函館や札幌での「芝コース経験」がない馬たちでも優勝を重ねてきた実績があるだけに、4頭すべて「勝利を意識しての遠征」ということになるだろう。
10日時点で、屋内調教用坂路コースでの最終追い切りを終えたのは
リュウノロジャーのみだが、同馬は3F38秒0-25秒0-12秒9の時計をマーク。遠征ということで幾らか控えめな感もあるが、力を出せるデキで送り出せそうだ。
15日(日)盛岡「第21回
ジュニアグランプリM1」は同日10レース、17時10分の発走予定。ぜひ御注目いただきたい。
(文=ひだか応援隊)