16日に中山競馬場で行われる
セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。ただし、新潟競馬場で開催された2014年は除く。
過去10回、馬番別では最多となる6回の馬券絡みが2番。次点で4回の15番が続き、3回が4番となっている。馬番2番は複勝率の観点からは注目に値するが、勝ち馬となると03年
ヴィータローザ(2枠2番)まで遡らなければならない点には注意したい。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-2-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率98%
2枠 1-0-3-15 複勝率21.1% 複勝回収率88%
3枠 3-1-0-15 複勝率21.1% 複勝回収率85%
4枠 1-1-0-17 複勝率10.5% 複勝回収率11%
5枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率27%
6枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率43%
7枠 2-1-4-16 複勝率30.4% 複勝回収率87%
8枠 1-3-1-19 複勝率20.8% 複勝回収率40%
【フルゲート(=18頭立て)開催時】
1枠 0-1-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率28%
2枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率76%
4枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
6枠 1-1-0-4 複勝率33.3% 複勝回収率121%
7枠 0-0-3-6 複勝率33.3% 複勝回収率122%
8枠 1-1-0-6 複勝率25.0% 複勝回収率42%
枠順別成績においては内か外の極端な枠順が好走率・回収率ともに優秀な成績を収めていることが窺える。なお、降級制度が廃止されたことで3歳馬が1勝クラスを勝ちあがる機会が多くなり、今年は8年ぶりにフルゲートで開催される運びとなったが、過去10年のうち同条件で行われた3回は外枠優勢の傾向が強まっていたことを覚えておきたい。