本日16日に
高知競馬場で行われる西
日本ダービー(3歳・ダ1900m・1着賞金500万円)。第1回・
園田競馬場の1870mから佐賀、金沢と西日本地区の主催者の持ち回りで開催され、今年は
高知競馬場の1900mが舞台となる。各地区の生え抜き馬限定の一戦に12頭が出走する。
地元の
アルネゴー(牡3、高知・
細川忠義厩舎)は現在、
黒潮皐月賞の勝利を含む4戦連続連対中で、昨年も黒潮
ジュニアチャンピオンシップを制している。これまでの最長距離勝利は1600mでのもので、1900mの距離がカギとなるが、強豪が集った一戦で地元の意地を見せたい。
リリコ(牝3、兵庫・
田中範雄厩舎)は重賞にも積極的に出走しながら、これまでの16戦中15戦で馬券圏内と非常に堅実。6月の
高知優駿でも
ナンヨーオボロヅキから0.1秒差の3着と高知1900mでの好走歴もある。ここで牡馬を倒し重賞3勝目となるか。
テツ(牡3、兵庫・
橋本忠明厩舎)は前走で金沢に遠征して、今回再戦となる
フォアフロントらを抑えMRO金賞(1900m)を勝利。園田1870mの兵庫ダービーでも人気以上に走り5着となったようにこの距離設定は歓迎。重賞連勝なるか。
他にも、重賞で好走を続ける
フォアフロント(牡3、笠松・
井上孝彦厩舎)、
黒潮菊花賞で2着の
ディアレイカ(牝3、高知・
那俄性哲也厩舎)、ただ1頭愛知から参戦の重賞2勝馬
アンタエウス(牡3、愛知・
川西毅厩舎)らが出走する。
発走は18時10分。