全休日の17日は坂路で4F62.7秒の時計を出して、
オールカマー(9月22日・中山芝2200m)最終追い切りに備えた
グレイル(栗東・
野中賢二厩舎)。今朝18日は
荻野極騎手(レースは
戸崎圭太騎手騎乗)が跨って、CWコースで単走の追い切りを行った。
朝一番の時間帯ということもあり、単走といっても周囲には馬が多く、気持ちが入った走りになりやすい環境ではあった。そんなこともあってか、7F標識あたりから少し速いラップを刻んでいき、6F標識を通過する頃には完全にスピードに乗っている。
とはいえ、リズムよく走れているので、オーバーペースで走っているような感じもない。だからこそ、最後の直線もいいスピード乗りでゴールへと向かっていく。最後は流すような感じだったが、それでも時計は6F79.5〜5F65.1〜4F51.3〜3F38.0〜1F12.2秒。
CWでの6F時計は週を追うごとに速くなっており、それだけ動ける状態が整っていると考えたいところ。
セントライト記念3着だった中山芝2200mの舞台で久しぶりの快走が見られるかも知れない。
(取材・文:井内利彰)