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【勝負の分かれ目 神戸新聞杯】ルメール騎手が技術で折り合わせ、サートゥルナーリアが見事に復権

  • 2019年09月22日(日) 20時20分
 8頭立ての少頭数ながら好メンバーの揃った神戸新聞杯のゲートが開いた。

 圧倒的1番人気に支持されたクリストフ・ルメールサートゥルナーリアは速いスタートを切り、出たなりのまま外のシフルマンを先に行かせ、2番手につけた。「今日はいいスタートだった。前に馬が必要でしたが、向正面に入ってリラックスして走っていました」とルメール。

 シフルマンの1馬身半ほど後ろを、掛かり気味にも見える手応えで進んだ。ウオッカジャパンカップを勝ったときもそうだったように、行きたがる馬でポジションを取りながら折り合わせる技術は、ルメールならではのものだ。

 直後にレッドジェニアル川田将雅が乗る2番人気のヴェロックスは4番手。武豊の3番人気ワールドプレミアは、先頭から8馬身ほど離れた後方で脚を溜めた。

 1000m通過は1分3秒4。小雨が降っていたが馬場状態に影響するほどではなく、良馬場にしては遅くなったのは、やはり少頭数ゆえか。

 3、4コーナー中間地点でサートゥルナーリアが外から持ったままの手応えでシフルマンに並びかけた。そして、ラスト600m地点で先頭に立ち、内にシフルマンを従えて直線に入った。

 サートゥルナーリアが楽に抜け出し、ルメールは手綱をしごくだけのノーステッキで加速。ヴェロックスが追いすがり、ワールドプレミアが追い込んでくるが、直線なかほどで勝敗は明らかになった。

 ルメールはゴール前で後ろを振り返り、最後の10完歩ほどは流すようにして、2着を3馬身突き放した。

「今日は彼の強さを出してくれました。3、4コーナーから大外に出て、徐々に加速していい脚を使いました。スタート前からリラックスして、ゲートのなかでも落ち着いていました。大きなレースではスタートが大事。スーパーホースだと思います」

 ルメールはパートナーを絶賛する。

 半兄のエピファネイアのように、掛かり加減の手応えのまま長い距離をこなしてしまうタイプのように思われるが、菊花賞へは向かわず、天皇賞・秋ジャパンカップなどを視野に入れているようだ。

 無敗の三冠制覇も期待されながらダービーで4着に敗れたサートゥルナーリアがあらためて強さを見せ、見事に復権した。

(文:島田明宏)

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