28日に阪神競馬場で行われる
シリウスS(3歳上・GIII・ダ2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが2番。3回で4番、10番、11番、13番が続く。なお、2番と4番が、それぞれ3頭の勝ち馬を輩出している。そして、勝ち馬10頭のうち8頭が馬番1〜4番であったことは覚えておく必要がありそうだ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 3-0-1-11 複勝率26.7% 複勝回収率66%
2枠 3-0-1-11 複勝率26.7% 複勝回収率146%
3枠 1-1-1-13 複勝率18.8% 複勝回収率31%
4枠 1-0-0-15 複勝率6.3% 複勝回収率21%
5枠 0-1-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率36%
6枠 0-3-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率63%
7枠 1-4-3-12 複勝率40.0% 複勝回収率77%
8枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率39%
7枠が複勝率40.0%と最も高い好走率を示しているが、3着以内に好走した8頭は、いずれも1〜4人気の支持を集める上位人気馬だった。
【1〜3人気】
1〜4枠 5-0-1-5 複勝率54.5% 複勝回収率86%
5〜8枠 2-5-4-8 複勝率57.9% 複勝回収率104%
【4人気以下】
1〜4枠 3-1-2-45 複勝率11.8% 複勝回収率60%
5〜8枠 0-4-3-53 複勝率11.7% 複勝回収率38%
シリウスSは1〜3人気の上位人気馬が「7-5-5-13」勝率23.3%・複勝率56.7%と結果を残しやすいレースではあるが、17年には
メイショウスミトモが単勝74.2倍(11人気)で勝利するなど、ハンデ戦らしい波乱の決着にも気を配らなければならない。ただし、4人気以下で勝利した4頭には、いずれも馬番1〜4番を引いていた共通点もあるので、人気薄であれば内目の馬番からケアしていく方法が賢明と言えそうだ。