25日、船橋競馬場で行われた特別戦・千葉ダートマイル(3歳上・ダ1600m・1着賞金500万円)は、好位でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の2番人気リッカルド(セ8、船橋・佐藤裕太厩舎)が、6番人気アンサンブルライフ(牡6、浦和・小久保智厩舎)との直線での競り合いを制し、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒3(稍重)。

【矢野貴之騎手のコメント】
「年齢的なものか、ズブくなっているのか、内容的には不満は一杯あります。3〜4コーナーで手応えが怪しいかなと思いましたし。どこかが悪いとかは全然ないんですけど。馬は今日はすごく前向きでしたし。

　今日はしかし、勝つことに意義があったと思います。これで何かきっかけを掴んでくれたら。良い時を知っていますし、求めてるものが大きいのかも知れません。底力はやっぱり、最後はそこの差でした。これがきっかけで、また吹っ切れてくれたら。僕は期待を持っています。そういう雰囲気はまだ持っています。これだけのメンバーの中で、しっかり走ってくれたなと、思います」

(取材：高橋正和、編集：netkeiba)