netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
シリウスSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【松田国英厩舎×
C.ルメール騎手(
タイムフライヤー)】
松田国英厩舎の騎手別成績、「直近5年」の1位がこの
C.ルメール騎手。22-16-11-32(複勝率60.5%・複勝回収率103.6%)で、22勝は次位の
M.デムーロ騎手の13勝に9勝差をつける圧倒的な成績だ。
ルメール騎手から見ても、「直近5年」での22勝は、関西の厩舎の中ではトップタイ(石坂正厩舎も22勝)。複勝回収率100%超えという数字が示す通り、屈指の「ゴールデンコンビ」と考えて良いだろう。「直近1年」に絞っても4-4-1-5となっており、2頭に1頭以上が連対している。より厳選した勝負馬を依頼している印象だ。
騎乗する
タイムフライヤーは17年の
ホープフルS優勝馬。初ダートとなった前走の
エルムSは見せ場十分の内容だった。今回は、ダート2戦目の慣れが見込める上、2000mへの延長、芝スタートとプラス材料が目白押し。
ルメール騎手の手綱捌きで、鮮やかに復活の狼煙をあげるシーンが見られそうだ。