札幌記念は両前脚の蹄鉄が外れるというアク
シデントがあって4着だった
ワグネリアン(栗東・
友道康夫厩舎)。幸い、その影響はなく、栗東へ移動してからも順調に
天皇賞・秋(10月27日・東京芝2000m)へ向けて調整が進んでいる。
今朝2日はレースの3週前になる追い切り。Dコース芝馬場で単走という動きだったが、スピードに乗りやすい芝ということもあって、テンからいい感じで走れており、いつでも加速できるという態勢で4コーナーを回っていく。
最後の直線では十分にスピードが乗っていたこともあり、ゴール前は流すような感じ。それでも時計は6F80.0〜5F64.4〜4F49.8〜3F37.1〜1F11.8秒とある程度速い。
個人的にはもっと重心の低いフットワークになってほしいという気持ちはあるが、レースの3週前だから、こんなものなのだろう。レースが近付いてくれば、徐々にそんな走りになってくるはずなので、このあたりは楽しみに待っておきたい。
(取材・文:井内利彰)