10月に入り
メルボルンのス
プリングカーニバルが益々の盛り上がりを見せている中、今日フレ
ミントン競馬場ではG1・ターンブルS(芝2000m)を含む9レース全てが準重賞以上のターンブルSデーが開催。
メインのG1・ターンブルSには今後日本馬のラ
イバルとなる、
コーフィールドCと
コックスプレートの有力馬が揃った。
ターンブルSには陣営にとっても、今後2400mのG1・
コーフィールドCを目指すのか、2040mのG1・
コックスプレートを目指すのか、はたまた別路線か、それを決める重要な指標ともなるレース。
レース前の時点で
コックスプレート1番人気に支持されていた
ミスティックジャーニーは距離不安からか最後方からの競馬、直線追い込むも届かず5着。調教師のアダム・ト
リンダー師は「今日は流れが向かなかったが、最後まで伸びていたので2000mは問題ない」とコメントし、次走は変わらず
コックスプレートへ向かう。
同じように
コーフィールドCの1番人気だったミスタークイッキーも
ミスティックジャーニーと同じように最後方からの競馬になり、直線の伸びに欠け10着。
勝ったのはC.ウォラー師が管理するキングスウィルドリーム。昨年
コックスプレートで骨盤を骨折し、一度は命が危ぶまれる状態からの奇跡の復活となった。陣営は
コックスプレートを目標としている。
アタマ差の2着にはこちらもC.ウォラー調教師の管理で、日本でもお馴染みレーン騎手鞍上のフィンシュ。昨年の
メルボルンC4着など長距離適性が証明されている同馬がこの質の高い2000mのG1で2着に入ったことで、
コーフィールドCと
メルボルンCの主役の座に躍り出たと言えるだろう。
コーフィールドCでは日本馬
メールドグラースと対決予定。
(取材:川上鉱介)