藤田菜七子(22)=美浦・
根本康広厩舎=が6日、新潟10Rで5番人気の
エピックスターに騎乗して1着。今年JRA35勝目、通算82勝目を挙げた。
道中は7番手の内をロスなく進み、直線で外に持ち出すと、メンバー最速の上がり33秒8の切れ味を駆使して、鮮やかに差し切った。「パンパンよりも多少緩い馬場が合うタイプで、良馬場発表でも走ってみると緩い馬場だったので、それが良かったですね。追いだしを待たされましたが、進路があいてからはよく伸びてくれました」と振り返った。
2日の
東京盃(大井)では
コパノキッキングでJRA女性騎手として初の重賞初制覇。前日5日は新潟で女性騎手JRA最多記録となる一日4勝をマークと絶好調の菜七子。新潟の年間リーディングでも、2位の
戸崎圭太騎手に3勝差をつける16勝目となった。
提供:デイリースポーツ