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【秋華賞】牝馬3冠最終戦、あの馬のGI奪取を期待/JRAレース展望

  • 2019年10月08日(火) 06時00分
 3歳牝馬路線の最終決戦。小回りで直線が短い京都内回りコース故に、かつてはブエナビスタが敗れたり、ジェンティルドンナが苦戦を強いられたりと、必ずしも実力馬が力量差を見せつけるとは限らない面があるレースだ。

1.前走掲示板が最低条件

 過去10年で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは2頭のみ。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍で人気に推された馬も前走成績が悪ければあまり信用できない。

2.三冠で唯一の小回り決戦

 阪神JF、桜花賞オークスは広くて直線が長いコースで行われるが、秋華賞は小回り。これまでとは異なる適性が求められる。昨年2着のミッキーチャーム、一昨年1着のディアドラ、16年ワンツーしたヴィブロスパールコードらには札幌、中山等小回りコースでの実績があった。

3.ディープインパクト産駒が中心も

 重馬場になった一昨年を除く過去6年で、ディープインパクト産駒が連対している。それに該当する7頭の内、13年のスマートレイアー、昨年のミッキーチャームを除いた5頭にはレース上がりが35秒0以上掛かったオープン特別以上のレースで2着以上に入った経験があった。秋華賞は小回りコースで上がりが掛かるタフな消耗戦になりやすいことから、ディープインパクト産駒の中でも持続力を活かした実績のある馬が優位となる。


 条件を満たすディープインパクト産駒カレンブーケドールのみ。今年のオークスは5年ぶりにレース上がりが35秒0以上掛かったが、それを好位で立ち回って勝ち負けに持ち込んだ。そして前走紫苑Sは小回りコースに対応し、休み明けながら早め先頭の競馬で強さを見せた。台風の影響の懸念はあるが、好走を期待したい。

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