13日に京都競馬場で行われる
秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる8回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
キングカメハメハが続き、3回が
ハーツクライとなっている。
ディープインパクト産駒は「4-3-1-24」。16年
ヴィブロス、15年
ミッキークイーン、14年
ショウナンパンドラ、12年
ジェンティルドンナと4頭の勝ち馬を輩出しているが、1〜3人気「4-2-1-5」、4人気以下「0-1-0-19」と人気でも線引きをしやすい印象だ。今年は
カレンブーケドール、
コントラチェック、
サトノダムゼル、
シェーングランツ、
ダノンファンタジーと5頭が出走予定。
バゴ産駒は「0-0-0-1」。今年は上位人気と目される
クロノジェネシスがスタンバイ。同馬は半姉
ノームコアが今年の
ヴィクトリアマイルを制しており、姉妹で同一年GI制覇なるかにも注目が集まる。なお、同産駒は下級条件も含めた場合、同コースの成績が「3-2-4-40」複勝率18.4%。サンプルが少ないながらも17年
アンドロメダSを
ブラックバゴが制しており、上級条件でも引けを取らないか。
クロフネ産駒は「0-0-1-6」。17年
アエロリット(1人気7着)、11年
ホエールキャプチャ(1人気3着)と上位人気馬でも苦戦傾向にある。
ビーチサンバは同父系となる半姉
ライラプス(
父フレンチデピュティ)が05年
秋華賞7人気5着、
母フサイチエアデールが99年
秋華賞3人気5着と惜しい結果が続く。なお、人気を集める
クロノジェネシスとは
ラスティックベルから派生する同牝系の間柄だ。
ルーラーシップ産駒は「0-0-0-1」。今年は
紫苑Sでワンツーを果たした
パッシングスルーと
フェアリーポルカが出走を予定しているが、同レースは重賞格上げ後に17年
ディアドラ、16年
ヴィブロスと2頭の勝ち馬を輩出している相性の良さがあり、血統的にも試金石の一戦となるだろう。