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ミラアイトーンなど、今週の主要調教馬場の時計/栗東トレセンニュース

  • 2019年10月10日(木) 12時45分
 今週の栗東は8日にかなりの降水量。ここで雨が降ったこともあってか、9日以降がかなり気温が下がっている。落雷の影響を受けて、気温計が故障しているため、具体的な数字は分からないが、調教開始時刻は長袖を着ていても、上着がないと寒く感じるくらい。

【坂路/4F51.9秒】
 10月9日。9月末から始まっているウッドチップの入れ替え工事は走路の3/4程度が終了。坂路モニターを見ると、ちょうどその境目を確認できるくらいだが、これが今週の時計の出方に影響した。

 チップを入れ替えると、ふわふわして走りにくい状態になるが、8日の雨が適度な締まりとなり、この部分に関しては走りやすい。ただ、ゴール前の1Fは古いチップのままなので、ここは雨の影響を受けて重い馬場に。これがテンは時計が出るけど、最後は止まってしまうというラップバランスになっていたように思う。

 だから、テンから飛ばしていった馬は最後の1Fだけ止まる形なので、全体時計としてはある程度出ている。ちなみに一番時計はロジクライ(栗東・須貝尚介厩舎)の4F50.3秒。4F50秒台はこの馬を含めて7頭もいたが、ラスト1Fはほぼ13秒台。テンにスピードが乗った分、速い時計が出ているのは明らか。ラスト1Fで12秒を切った馬が皆無なのは久しぶりだから、やはり前記した馬場状況が今週の時計になっていると思ってよい。

 10月10日。時計の出方は前日よりも馬場が乾いた分、前半と後半のバランス差がなくなっている。その分、1F11秒台が1頭出ており、4F時計も49.9秒のラインガルーダ(栗東・松永昌博厩舎)が一番時計と時計の出方は標準に戻ってきた。

 先週の馬場差は「-0.3秒」。今週の馬場差は9日が雨の影響を受けているので『±0.0秒』、10日は先週と変わりないので『-0.3秒』で記録している。

【CW/5F66.0秒】
 10月9日。8日に降った雨の影響はさほど感じない時計の出方。極端に速い全体時計は出ていないが、ラスト1Fが11秒台の頭数は多く、いつものCWらしい時計の出方といった感じがした。

 10月10日。馬場は前日とほぼ変わりなし。今週は月曜日も開催が行われることもあり、木曜日に最終追い切りという馬も多かった。そんな混雑した朝一番の時間帯に事故が発生、その影響で10分前後、馬場に入れない時間帯があり、その時間に追い切りを予定していた馬は馬場を変更したり、馬場入りを待つなどのイレギュラーな状況となった。

 オパールS(10月14日・京都芝1200m)の出走を予定しているミラアイトーン(栗東・池江泰寿厩舎)もそのうちの1頭。ただ、こちらは馬場が開場になった時を見計らっての入場で、特にいつもと変わりない状況で追い切ることができた。

 先週もお伝えしたように、動き自体は本当に素晴らしい。時計も6F82.8〜5F66.6〜4F51.8〜3F37.6〜1F11.6秒とラストの伸びは文句ない。ただ、北九州記念前に見せていたような唸る迫力はまだ見えない。このあたりは良い方へ考えるべきだと思うし、現状でしっかりと結果を出して欲しい。

 先週の馬場差は「-0.3秒」。最近は大きな馬場差の変化がないCコースだが、今週もあまり変わりない。よって、今週の馬場差は9日、10日とも『-0.4秒』で記録している。

【DP/5F64.5秒・D芝/5F63.0秒】
 先週に続いて、今週も雨の翌日が水曜日。そんなこともあり、今週の芝馬場も追い切りでの使用頭数が多かった。馬場自体は芝の塊が飛ぶような状況だったが、極端に緩いわけでもなく、適度な走りやすさといった感じがする。よって、今週の馬場差は先週と同じ『±0.0秒』で記録している。

 ポリトラック馬場は先週よりも少なくなったが、敷材入れ替え前と同じ頭数くらいまで回復してきた。10日はCコースが閉鎖された時間帯があり、その影響でDPで追い切るといった馬もいたので、水曜と木曜を合わせるとそこそこの頭数になっている。今週の馬場差も先週と同じ『±0.0秒』で記録している。

※調教馬場横の数字は基準時計。この数字以下の時計であれば、標準より速い時計と判断してよい。

(取材・文:井内利彰)

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