「府中牝馬S・G2」(14日、東京)
4番人気の
スカーレットカラーが、後方2番手から直線でメンバー最速の上がり3F33秒2の豪脚を発揮して差し切り、うれしい重賞初制覇を決めた。速い流れを想定して、レース前から直線勝負と読んでいた岩田康はしてやったり。「自分のリズムを崩さず、じっくり構えました。本当に力をつけているし、距離は延びても大丈夫。G1でもいいパフォーマンスを見せられると思います」と話した。
14年
CBC賞(
トーホウアマポーラ)以来のJRA重賞Vとなった
高橋亮師は「届くかどうか心配したけど、いい脚を使ってくれました」とニッコリ。オーナーサイドの意向で
天皇賞・秋に登録するが、次走は
エリザベス女王杯(11月10日・京都)が濃厚だ。充実の秋を迎えた4歳牝馬が、大輪の花を咲かせようとしている。
提供:デイリースポーツ