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【菊花賞】牡馬クラシック最終戦、やはり中心はあの馬/JRAレース展望

  • 2019年10月17日(木) 06時00分
 牡馬三冠の最終戦。牝馬の秋華賞は同じ京都でも内回りコースを一周する芝2000mという比較的標準的な条件だったが、菊花賞はそうではない。3000mという未経験の距離であることは言わずもがな、向こう正面〜3コーナーにかけてある激しいアップダウンを2回経る特殊なコース形態であり、長距離適性だけでなく折り合いや立ち回りの巧さも高いレベルで要求される。

1.凡走からの巻き返しは困難

 過去10年で連対した20頭の内、前走4着以下に敗れていた馬は一昨年2着したクリンチャー1頭しかいない。また勝ち馬10頭中6頭は前走も勝利していた。前走凡走した馬がここで巻き返す余地は少ない。

2.京都経験が有利に働く

 昨年のフィエールマンマンハッタンカフェ以来17年ぶりの関東馬による菊花賞制覇を果たしたが、過去10年で見ると関東馬は[1-0-1-45]と不振。その理由として、関東馬はそれまでに京都を経験することが少なく、菊花賞で超えるべきハードルが増えていることが挙げられるだろう。半面、京都適性を活かして菊花賞で激走した馬は多い。昨年10番人気で3着したユーキャンスマイルはそれまで京都で2勝、一昨年10番人気で2着したクリンチャーは京都の未勝利を圧勝していた。

3.乗り替わり馬は不振

 過去10年で前走と同騎手だった馬の成績が[9-8-7-99]で複勝率19.5%なのに対し、乗り替わりの馬の成績は[1-2-3-51]で複勝率10.5%。昨年のフィエールマンは乗り替わりの初騎乗だったが、それ以前に乗り替わりで勝利した04年のデルタブルース、01年のマンハッタンカフェは、いずれも以前にコンビを組んだ経験があり全くのテン乗りではなかった。京都の長丁場という難しい条件において、乗り替わりがプラスに働くケースは少ない。


 ヴェロックスは前哨戦の神戸新聞杯で2着。道中力みが見られたものの、それでも終いまでしっかり脚を使えており、現状京都3000mの距離はもつと見る。6戦連続となる川田騎手とのコンビもこの長丁場においてはアドバンテージとなる。

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