スマートフォン版へ

【菊花賞】ヴェロックス抜群の動き 馬なりで弾んだ!CWラスト11秒5

デイリースポーツ
  • 2019年10月18日(金) 06時00分
 「菊花賞・G1」(20日、京都)

 ラスト1冠は譲らない。ヴェロックスが17日、栗東CWで抜群の動きを披露。馬なりでラストもシャープに伸びた。皐月賞2着、ダービー3着と春のクラシックでは涙をのんだが、先着を許したライバルが不在ならば、世代トップクラスとして負けられない。

 ラスト1冠を狙うヴェロックスは栗東CWを単走。首をリズミカルに揺らしながら、最後はしなやかに鋭伸した。テンポ良く、弾むような走りで6F85秒2-37秒5-11秒5をマーク。見守った中内田師は「先週やっているので調整程度。リズム良く運べていましたし、力むことなくしまいも伸びていた。状態はいいと思います」と充実ぶりを伝える。

 春は皐月賞2着、ダービー3着と健闘するもあと一歩届かなかった。秋初戦の神戸新聞杯サートゥルナーリアの2着。川田が「皐月賞馬もダービー馬もいないので、注目される立場なのは重々承知。この世代ではトップクラスの能力を示してくれている」と話すように、先着を許したライバルが不在なら主役の座は譲れない。

 舞台は淀の3000メートル。鞍上は「ダービーの2400メートルを思えば、3歳世代同士ならこなしてくれると思う」と信頼を寄せながら「良くなるのは来年ですが、それでも結果を出してくれているのでポテンシャルは高い。馬場が悪くなりそうなので、そのあたりがどう出るかは分からないが、リズムが大事。精いっぱいの競馬をヴェロックスと共にしたい」と静かに闘志を燃やす。指揮官も「最後の1冠ということで取りこぼしのないよう、しっかり仕上げてきました。(菊花賞は)強い馬が勝つと言われているのでこの馬が該当してくれれば」と菊花賞の格言を例に挙げながら強く意気込んだ。

 枠順は7枠13番に決定。「決められた枠でやるだけ」と猿橋助手は力を込めた。春の悔しさを力に変えて-。高い能力を発揮し、悲願のタイトルをつかんでみせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す