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【門別遠征馬情報】連日の遠征チャレンジ!20日(日)盛岡M2「OROターフスプリント」にタイセイプライドら3頭、JRA東京5R「2歳1勝クラス」にもダリルが挑戦!

  • 2019年10月19日(土) 20時30分
 2019門別グランシャリオナイター開催も残り3週(9日間)。ここから先は、2歳馬を中心に多くの所属馬がJRAや他地区での交流戦に挑むことになる。この週末も、2歳のタイトルホルダー(盛岡・ジュニアグランプリM1)フジノロケットが5着と健闘を見せた。19日のJRA東京「アイビーステークス」に続き、20日も盛岡芝1000mの「OROターフスプリントM2」に3頭(タイセイプライドメイショウブイダン田中淳司厩舎フィールザスマート村上正和厩舎)が、JRA東京5Rの芝1400m「2歳1勝クラス」にダリル(田中淳司厩舎)が出走する。

 盛岡8R(発走16時05分)第9回OROターフスプリントM2に挑む3頭のうち、田中淳司厩舎タイセイプライドメイショウブイダンは共に一週前の坂路追いで好時計をマークしての参戦。タイセイプライドは9月22日「岩手県知事杯OROカップM1/芝1700m」にも挑み、直線伸び切れずの5着だったが、そこは過去4勝すべてが1400m以下というスプリンター。今回の1000mの方が適性は高い。コースも2度目で慣れが見込めるだけに「前進あれど後退なし」の期待も高まる。

 一方のメイショウブイダンは今年8歳のベテランで、今春の門別転入後は8戦して5着(2回)が最高着順と衰えは隠せない印象も、全4勝をJRAの芝1200mで挙げている完全な“ターフスプリンター”だ。移籍後初の芝レースでの前進に期待が懸かる。

 田中淳司師は9月に2週続けて盛岡の芝重賞(ジュニアグランプリM1、岩手県知事杯OROカップM1)に挑んだが「内寄りの馬場状態がかなり悪く、ジュニアグランプリで内枠だったダリルは競馬にならなかった」。今回はできるだけ外めを引きたいと希望したが、タイセイプライドは中枠の5枠6番。そしてメイショウブイダンは1枠1番でレースを迎えることとなった。実績からは2頭とも勝機十分のはずだが、発馬や道中のコース取りなどが勝敗を分けるポイントとなりそうだ。

 フィールザスマートも今季8歳のベテランだが、デビュー41戦目でなんと初めての芝レース挑戦。今春の転入以降、重賞中心の参戦とはいえ最高着順がA1下特別の6着(8頭立て)ではさすがに厳しそうか。外枠(8枠13番)から揉まれない運びでの善戦に期待したい。

 JRA東京5Rの2歳1勝クラス(芝1400m、発走12時15分)に挑むダリルは、前走盛岡ジュニアグランプリM1(2番人気5着)の敗因が上記の通りコース状態の悪化に求められるなら、JRA東京の芝に替わって巻き返しの期待が高まる。2走前JRA札幌の2歳オープン特別「すずらん賞/芝1200m」では、12番人気の低評価ながら優勝馬ケープコッドから0秒8差(7着)の健闘を見せており、1勝クラスの今回は“健闘以上”の結果も期待したくなる。

 田中淳司師によると、ダリルも一週前の坂路追いで好時計を叩き出しており「良い状態で挑めるので楽しみ」とのこと。2頭出しの盛岡ではなく、こちら東京に臨場予定だそうで、ハッピーグリン(2018年セントポーリア賞)以来となる東京コースでの勝利なるかに注目だ。

(文=ひだか応援隊)

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