2002年、2003年と2年連続で
JRA年度代表馬に輝いた
シンボリクリスエス(牡20)が、種牡馬を引退することがわかった。繋養されていた北海道のブ
リーダーズスタリオン
ステーションをすでに出発し、今後は、千葉県の
シンボリ牧場で余生を送る予定とのこと。
シンボリクリスエスは
父Kris S.、
母Tee Kay、
その父Gold Meridianという血統の米国産馬。現役時代は美浦の
藤沢和雄厩舎に所属。
2002年、3歳にして古馬相手の
天皇賞・秋、
有馬記念を制覇。翌2003年も両レースを連覇し、特にラストランとなった
有馬記念では2着に9馬身差の圧勝を収めた。通算成績は15戦8勝。
種牡馬入りしてからも、
エピファネイア、
サクセスブロッケン、
ストロングリターン、
ルヴァンスレーヴ、
アルフレードと5頭のGI(JpnI)馬をはじめとする、多数の活躍馬を輩出。母の父としても
レイデオロ、
オジュウチョウサンといった活躍馬を送り出している。