23日、
川崎競馬場で行われた
サルビアC(3歳・準重賞・牝・ダ2000m・1着賞金500万円)は、最後方でレースを進め2周目の向こう正面から捲るようにポジションを一気に押し上げた
本橋孝太騎手騎乗の11番人気
サツマキリコ(牝3、船橋・渡辺貴光厩舎)が、直線でも勢い衰えずそのまま一気に先頭に立ち、2着の9番人気
タイニークイーン(牝3、大井・
中道啓二厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分13秒2(重)。
本レースの1・2着馬には11月20日に行われる
ロジータ記念への優先出走権が与えられた。
【
本橋孝太騎手のコメント】
「(後方待機策は)本当は前目につけてと思っていたんですが、スタートしてからあまり加速しなかったので、そこから押っつけて掛かるのは嫌だったので。ずっとスムーズに回ることができたのが良かったです。時々気の悪さを見せるところがありますので。
今回は展開がハマった気がします。直線するすると抜け出してくることができました。あてにならないところもありますが、ハマれば力はある馬です。長い距離も大丈夫です」
【
森泰斗騎手(
アークヴィグラス)のコメント】
「ペースは速かったですが、悪くない感じで走っていました。が、3コーナー手前でぱったり手応えがなくなりました。道中気負ってはいたので、敗因を探すとするとそこでしょうか。それにしても、あそこまで負けるのはちょっとわかりません」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)