文字どおりの頂上決戦だが、ト
リッキーなコースで行われるだけに紛れる可能性もゼロではない。
この枠順ならば、おそらく先行策を取らざるを得ない
アーモンドアイを見るような位置で競馬が出来そうな◎
サートゥルナーリアを本命に推す。ここまで6戦5勝で、唯一の敗戦は
日本ダービーの4着。レース直前の乗り替わりが影響したのか、スタンド前発走を気にしたのか、珍しくスタートでミス。先行馬有利の芝状態と、先行馬有利の流れを断ち切ろうと早めのスパートを試みたが、最後は力尽きた。それでも、あがり3ハロンは出走メンバー最速となる34秒1。改めて、ダービーというレースの怖さを思い知らされる1戦になった。
安田記念における○
アーモンドアイの敗因は、競馬というレースで考えうる最悪の状況が幾重にも重なったことに尽きる。それでも、勝ち馬からクビ+ハナ差なら悲観すべき敗戦ではない。この馬が
ジャパンカップ、あるいは
ドバイターフのような走りを再現させれば後ろから来る馬で捕らえることはほぼ不可能のように思うが、順番をつけざるを得ないなら秋初戦という1点において2番手とした。
3番手は▲
ダノンプレミアム。順調に使い込めない弱みもあるようだが、デビューから4連勝し、3歳春の
弥生賞では
ワグネリアンを寄せ付けなかった実力馬。長期休養明けの
金鯱賞、そして
マイラーズカップでは底知れない強さを見せた。レース後にジョッキーが下馬せざるを得なかった
安田記念は参考外。
マイルチャンピオンシップという選択肢もあったはずだが、使ってくる以上は能力を発揮できる状態と判断したい。
上位の馬たちが揃って馬券の対象から消えることはアク
シデント以外には考えにくく、昨年の1番人気△
スワーヴリチャード、左回りの競馬場は3戦3勝△
ワグネリアンまで。