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【天皇賞・秋】サートゥルナーリア陣営「ダービーとは違って今回は挑戦者の立場。どれだけ通用するか」/ねぇさんのトレセン密着

  • 2019年10月26日(土) 21時45分
 サートゥルナーリアが再び東京競馬場にやってきました。あのダービー以来、ですね。サートゥルナーリアは馬運車から降りるとき、時々興奮しているような様子を見せるのですが、今日東京競馬場の出張厩舎に降り立った姿は実に堂々としたものでした。まずそれがひと安心。落ち着いていました。

「到着したあとはカイバも食べていますし、落ちついていますよ」と笑顔の滝川助手。ホント、いい雰囲気です。

 圧勝の神戸新聞杯の後は1週間ほどノーザンファームしがらきへ。リフレッシュの後、栗東に戻ってきましたが、馬体も雰囲気の元気が良さそうでした。

「馬体重は20キロくらい増えて帰ってきましたね。春に皐月賞のあと放牧に出して戻ってきたときと比べるとレースのダメージは感じられませんよ」と辻野助手。

 この中間は1週前追い切りでガラッと雰囲気が変わりましたね。もちろん、すごくいい意味で、です。角居厩舎は追い切りの翌日は引き運動のみで人が騎乗するのは1日置いた金曜日からなのですが、その日に陣営はすごく良い手ごたえを感じているのです。普段、サートゥルナーリアに跨ることが多い小滝助手がその変化について話していました。

「1週前追い切り後の金曜日、サートゥルナーリアに跨ったらピリッとしていました。馬体も大きく感じまして、いつもの競馬1週前の状態になってきたな、と思いました」

 チーム角居が一丸となって挑む天皇賞(秋)。強敵揃いですが、その能力を存分に発揮して欲しいですね。日本ダービーをはじめ、同世代相手のレースではこれまで常に単勝1倍台の1番人気に支持されてきましたが、今回は初めての古馬との対決ということもあり、前日のオッズではアーモンドアイに続いての2番人気に推されています。

「ダービーとは違って今回は挑戦者の立場。どれだけ通用するか、ですね」と滝川助手。

 まだ多少幼さの残るサートゥルナーリアが大人相手にどれだけの走りを見せてくれるのか。どれだけ落ち着いてスタートを切ってくれるのか。注目ですね。

(取材・文:花岡貴子)

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