スマートフォン版へ

【アルゼンチン共和国杯】芝2500mという特殊距離に合う好走条件とは/JRAレース展望

  • 2019年10月29日(火) 06時00分
 芝2500mという特殊距離のハンデGII。芝2400mとは100mしか違わないが、その100mはまるまる上り坂。つまり2400mと比べて上る坂が一つ多く、スピードよりスタミナが要求されやすいのが大きな特徴だ。よって、ジャパンカップよりは有馬記念の叩き台、もしくはステイヤーズSダイヤモンドSへ続く長距離路線を見据えた一戦という位置づけがメインとなる。

1.若い馬が中心

 過去10年で4歳馬が[6-4-3-23]で複勝率36.1%と優秀。対して、5歳馬は[0-4-4-42]で複勝率16.0%、6歳馬は[3-2-0-28]で複勝率15.2%、7歳以上馬は複勝率0%となっている。また過去には、スクリーンヒーロートーセンジョーダンゴールドアクター、そしてシュヴァルグランら後のGI馬が4歳時に本レースを勝利し飛躍のきっかけとしている。

2.前走準オープン組に壁はない

 過去10年、前走がGIだった馬は複勝率42.9%と、さすがに格が違うケースが多く優秀。しかし、次点は前走GII組ではなく前走3勝クラス(1600万下)組で30.8%となっている。前走GII組は複勝率13.0%、前走GIII組に至っては複勝率7.7%だ。

3.先行馬有利

 過去10年で4角5番手以内だった馬は[6-4-6-45]で複勝率26.2%。また、10年中6年で4角5番手以内の馬が2頭馬券に絡む結果となっている。上り坂スタートということもあってか近年は前半がゆったりしたペースになることが多く、先行馬がその恩恵を受けている。

 アフリカンゴールドは前走スローペースの上がり勝負を抜け出し完勝。以前は気性面に課題があり難しさがあったが、去勢2戦目でレースぶりに進境を示した。コース途中にアップダウンがある京都コースを苦手としていたことから坂スタートになることに不安が残るが、距離が伸びること自体は全く問題なく、前走の走りなら重賞でも通用可能だろう。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す