「京王杯2歳S・G2」(11月2日、東京)
函館2歳王者の
ビアンフェは30日、栗東坂路を単走。推進力のある走りで軽快に登坂した。4F53秒0-37秒7-12秒1。「真っすぐ走っていたし、バネが利いていたね。しまいもしっかり伸びていて良かったと思う」と中竹師も納得の表情だ。
前走の函館2歳Sは発馬でやや後手に回りながらも、積極的にハナを奪って逃げ切り勝ち。父
キズナに初の重賞Vを届けた。「千四は持つと思っているし、スピードだけで押し切れるポテンシャルはあると思う」と指揮官。課題のスタートも「ゲート確認をして駐立の練習もやってきた」と既に対策済みだ。
迎える秋初戦。「馬は成長している。以前は牝馬みたいな腹袋をしていたが、今は迫力が出て牡馬らしくなった。体重も増えているし、見た目は全然違う」と充実ぶりに目を見張った。非凡なスピードを武器に、連勝街道を突き進む。
提供:デイリースポーツ