ダート競馬の祭典・JBCの開催まであと3日! 昨年の
JRA開催で注目を集めたことに加え、今年は初の浦和開催で例年以上の盛り上がりは必至。南関東屈指の難コースで真のダート王に輝くのは?
今回は、その見どころに迫るべくカウントダウン形式で競馬好きタレント3名を取材。初回はKBS京都『競馬展望プラス』でレギュラーを務めた稲富菜穂さん。注目はGI出走回数で歴代1位に並ぶあの牝馬!
「どうも、稲富菜穂です。年に一度の大祭り! JBC競走が始まるということで、入れ込みそうなほどワクワクしています。3つレースがある中で、やっぱり熱くなるのは同じ女の子の戦い
JBCレディスクラシック。今年は浦和開催ということで距離は1400mとなるので、距離適性も頭に入れておいた方がいいですね。
それを踏まえて私が注目するのは
レッツゴードンキです。
JRAでのG1レース出走回数が歴代一位の
ステイゴールドと並ぶ19回! その記録から強さや凄さを垣間見る事が出来るけど、私自身1番印象深いのは2016年の
川崎競馬場で行われた
JBCレディスクラシックです。
直線で一旦抜け出したものの、最後は勝ち馬に差され0.2秒差の2着。初めてのダート戦にもかかわらず、砂を被っても一生懸命走る姿に感動しましたっ。その後も芝やダートを二足のわらじのように走って頑張る姿に勇気さえ頂いています。前走の
スプリンターズSは大外から物凄い脚で差のない5着に追い上げてきました。
その前走後の反動がどうなのか、管理する梅田調教師にお話を伺ったところ『夏は春先のダメージをやっつける為に長く休み、前走を叩いた事でようやく本来のいい時のイメージになりました。7歳だと衰えてくるものの経験が物を言う形でとてもタフですね。最近はゲートがもっさりとして後ろからの競馬になるので当週までに仕上げて浦和の小回りに対応したいと思っています』くぅ〜っ、まだまだ頑張るドンキお姉さんに頭が上がりません。7歳という年齢だけで悪い判断をしちゃ怖い目に合いそうですよっ。
次に気になるのは、
ファッショニスタ。昨年の3着馬ですが、初めての重賞挑戦での3着。そして今年に入って4戦して2着2回、1着が2回と安定感のある走りと成長力を魅せてくれています。
前走の
レディスプレリュードについて安田調教師は『完敗です。1800mが少し長かったですね、勝った馬が素直に強かった。前走使った後少しリフレッシュ放牧へ出して帰ってきてからも順調に稽古も消化し、大きな変動もなく状態は順調です。今回、1400mという距離はベストなので楽しみですが、大型馬なので小回りがちょっと心配ですね。出来ればむしろ外枠の方がいいかもしれません。直線の220mをどう生かせれるかが鍵だと思っています』とお話ししてくださいましたが、前走はアタマ差ですからね。得意の距離で状態も良し、巻き返しに目が光るぅっ。
地方所属の馬で気になるのは、
サラーブ。この馬は中央2勝クラスを勝ってすぐ大井に移籍をしています。中央クラスで戦績が芳しくない馬が新天地として地方へ移籍するイメージが強かったので、今までにないパターンだなぁと自分なりに思っていました。
聞くところによると3勝クラスのダートは牝馬限定のレースがなく、牡馬相手では苦戦が予想されることから、牝馬重賞が充実している
地方競馬に目を向け、移籍をしたそうです。そんな移籍初戦だった
レディスプレリュードは5着でしたが、この経験を生かし更に上を目指して走る姿に期待です。その他では交流重賞勝ちの経験がある
ラーゴブルーと
ミッシングリンクにも注目! いやぁ、今年も熱い女の戦いに燃え上がっちゃいそうです」
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