11月3日に京都競馬場で行われる
みやこS(3歳上・GIII・ダ1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、18年はJBC競走が京都競馬場で開催されたために休止となっている。
過去8回、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが4番と6番。3回で2番が続き、内目の偶数馬番に好走馬が集中している傾向が見受けられた。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-0-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率30%
2枠 2-2-1-9 複勝率35.7% 複勝回収率103%
3枠 1-2-2-10 複勝率33.3% 複勝回収率69%
4枠 0-2-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率64%
5枠 1-1-1-12 複勝率20.0% 複勝回収率90%
6枠 0-1-1-13 複勝率13.3% 複勝回収率41%
7枠 1-0-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率47%
8枠 1-0-0-15 複勝率6.3% 複勝回収率9%
好走率、回収率、どちらも外枠であればあるほど数値が減少しており、素直に内枠の馬を評価することが賢明に思える。なお、7・8枠から勝利した17年
テイエムジンソク(8枠16番)と14年
インカンテーション(7枠14番)は共に2人気かつ前走でも1人気の支持を集めていたので、やはり前評判の低い馬は狙いづらいかもしれない。
偶数馬番 6-6-6-41 複勝率30.5% 複勝回収率87%
奇数馬番 2-2-2-56 複勝率9.7% 複勝回収率26%
【奇数馬番】
3歳 0-1-0-7 複勝率12.5% 複勝回収率48%
4歳 2-1-0-10 複勝率23.1% 複勝回収率53%
5歳 0-0-1-24 複勝率4.0% 複勝回収率14%
6歳 0-0-0-11 複勝率0.0% 複勝回収率0%
7歳 0-0-1-3 複勝率25.0% 複勝回収率52%
8歳 該当例なし
9歳 0-0-0-1 複勝率0.0% 複勝回収率0%
また、冒頭でも少し触れた通り、
みやこSは偶数馬番の活躍が目立つ傾向にある。そして、奇数馬番で連対を果たした4頭は、いずれもキャリアの浅い3・4歳馬だったことも併せて覚えておきたい。