令和最初のJBC。JBC2019の開催が、いよいよ1日後に迫ってきた。
そこで今日は、競馬ファン歴52年。本家アメリカの競馬の祭典、ブ
リーダーズカップが創設される前から、長い年月多くの競走馬、レースを見てきた草野仁さんに、JBCの思い出、そして今回の
JBCクラシックの展望について語っていただいた。
「今年のテーマというか大きな特徴として、JBCが創設されて19年目。初めて
浦和競馬場で開催されるということが挙げられます。
私がNHKに入社し、鹿児島→福岡→大阪と勤務した後、東京勤務の最初に住んだのが隣町にある川口市の社宅。ですので、休みの日にはフラリと
浦和競馬場によく遊びに行っていました。いまから42年前ですので、当時と街の景色は大きく変わりましたが、コース自体は今も昔も小回りで可愛らしい競馬場という印象です。
キャッチコピー『馬が近い 空が広い 笑顔がいっぱい』の言葉のように、競走馬の走りを臨場感たっぷりに味わえるのが
浦和競馬場。
たしかにコース形態から逃げ先行が有利ではあるのですが、その分騎手の駆け引きによって、ゴール前で激しく競り合うのもしばしば。去年の京都開催とはまた違った競馬の魅力が味わえるはずです。
では
JBCクラシックの展望について。
帝王賞の1、2着馬である
オメガパフュームと
チュウワウィザードが人気を二分することでしょう。
実績的にも、この2頭が抜けている印象がありますので、ここから本命を選びたいと思います。私は
帝王賞の着順は逆転できるとみて
チュウワウィザードを上に取りました。
その根拠は、やはり脚質ですね。大井(
帝王賞)では後方にいた
オメガパフュームに差されてしまいましたが、この舞台ではそう簡単には交わされないと思います。
あと、せっかく
浦和競馬場で開催されるので、地元の小久保厩舎の2頭(
シュテルングランツ、
センチュリオン)にはスタンドを沸かす場面を作って欲しいなと思います。
アドマイヤドンを始め、
タイムパラドックス、
ヴァーミリアン、
スマートファルコン、
コパノリッキーと、その時代におけるダート王者がしっかりと名を刻んできた
JBCクラシック。
新時代の王者に、どの馬が名乗りを挙げるのか。明日に迫った決戦に今からドキドキしています」
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