11月7日にフレ
ミントン競馬場でG1・VRC
オークス(芝2500m)が行われた。
フレ
ミントン・
メルボルンカップカーニバルの三日目を飾るこの日は、メインレースの
オークスにちなみ「レディーズデー」として特に女性に向けて行われる開催で、
ファッションショーの決勝などもこの日に行われる。
メインレースのVRC
オークスを勝ったのは、2日前に初めての
メルボルンC優勝を果たし勢いに乗るD・オブライエン調教師が管理する
マイアミバウンド。
道中は外を回される形になりながらも中団で上手く折り合い、直線では馬場の真ん中の進路を取り、残り300mから一気に突き抜け、2着のネヴァー
リッスンに3.25馬身差をつけての完勝だった。
鞍上のD.
オリヴァー騎手は土曜日のダービーに続く勝利で、同年でのダービー・
オークスのW制覇となった。
関係者のコメントは以下の通り
■D.オブライエン調教師「本当に素晴らしいカーニバルになっています。ヴァウアンドディクレアと
マイアミバウンドの2頭には今開催で1番期待していましたが、両馬共に勝ってくれるとは…この馬のスタミナには自信を持っていたので直線で先頭をうかがった時点でこのまま突き抜けてくれると信じていました」
■D.
オリヴァー騎手「完璧な騎乗とは言い難かったですが、馬の力でカバーしてくれました。このメンバーではスタミナが違いましたし、純粋に能力の違いを見せつけてくれましたね」
(取材:川上鉱介)