「3段飛び」といわれる独特のバンケット障害と、小回りコースが特徴的な京都競馬場の障害コース。スピードはもちろんだが、リズムを崩さずに障害をクリアして行く飛越のセンスも問われるコースだ。
障害転向後、長い休養をはさみながらも4戦3勝と類稀な才能を見せている◎
ディライトフル。脚部不安を抱えているためになかなか順調に使い込めない馬だが、京都競馬場の障害コースに不可欠な先行力を武器として、飛越のセンスも上々。京都コースは久しぶりとなるものの、障害デビュー戦を飾った縁起の良いコースでもある。1戦1戦が勝負のはず。前走の清秋ジャンプステークス後も順調に乗り込めているのであれば、今までの実績を信頼したい。
10歳となった○
メイショウオトコギだが京都競馬場の障害コースは5戦して2勝2着2回3着1回と崩れていない。前走はスタンド前で受けた落馬の影響でリズムを崩してしまったのが大きかった。得意とするコースで巻き返しを期待したい。
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ミヤジタイガは昨年の2着馬。京都コースの鬼
タマモプラネットには及ばなかったが、3着馬には4馬身の差をつけた。春の
中山グランドジャンプ以来という点にやや不安は残るものの、大障害コースには実績がないだけに本番前のひと叩きということもなさそうだ。
一昨年の覇者△
マイネルフィエスタは
東京ジャンプステークスでも2着するなど実績を積み上げたが、1年ぶりの前走を後方ままで終えてしまった。1回使われたことでどこまで変われるか。
ミヤジタイガ同様に、春の
中山グランドジャンプ以来となるが重賞実績のある△
ルペールノエル、キャリア豊富な△
シゲルロウニンアジも抑えておきたい1頭だ。